日本共産党豊平区後援会は、15日、地域後援会や福祉後援会と共同で、札幌ドーム前にて後期高齢者医療制度の廃止を求める街頭宣伝を行い、真田後援会事務局次長を中心に「後期高齢者医療制度の廃止を」と訴えました。
宣伝には、岡ちはる道医療・福祉対策委員長(衆院道ブロック比例予定候補)、池田ゆみ豊平区市政相談室長も参加しました。
岡さんは、後期高齢者医療制度の、負担金についてふれ、「子どもが多ければ、それだけ負担もおおきくなる。若いお母さんたちも怒っています」「参議院で廃止法案が野党の賛成多数で可決し、「さあこれから衆議院でも頑張ってほしい」という国民の期待が高まっている中、それを裏切るような民主党、社民、国民新党の衆議院での審議拒否は許せません。日本共産党は、後期高齢者医療制度を廃止させるために最後まで頑張ります」と力強く訴えました。
精神障がい者の配川さんは「福祉予算を削るのはやめてください。健常者と障がい者が同じ生活ができる社会を作ってほしい。みんなと同じに映画を見たいし、買い物もしたいけど、交通費をかけてまではいけません」と訴えました。
池田さんも「あと1議席あったら共産党も党首討論に参加できます。国会でもっと国民のみなさんの思いを届けるためにも、北海道の議席が必要です。今度の解散総選挙では、みなさのお力を共産党にかしてください。ご一緒に政治を変えましょう」と訴えました。
札幌ドームへ向かうたくさんの通行人からは、手を振ってくれる人が目立ち、ビラも快く受け取る姿が多く見られました。
豊平区後援会は月に一度札幌ドーム前での宣伝を続けていく計画です。
札幌市豊平区の新婦人豊平支部のたかの班、すいせん班内後援会が共同で「岡ちはるさんと語るつどい」を開催しました。(写真)
岡ちはるさんは、ホワイトボードを使って後期高齢者医療制度の問題点などを説明。オギャーと生まれた赤ちゃんから74歳まで支援金が取られること、国会での民主党の審議拒否の問題など怒りをこめて話し、「共産党はみなさんと力を合わせて最後まで頑張ります。一緒に頑張りましょう。」と力強く訴えました。
参加者からは、「少ない年金から天引きなんてひどい。お年寄りの方の手間を省くため」と福田首相が言ってたけど、そお言うんだったら一人ひとり自宅までもってくればいい。結局は政府がお金を取りやすいようにしてるだけ」「泥棒と同じだ」「七十五才から後期高齢者って区別されるのが腹立つ。差別だと思う」と次々と怒りの声が続きました。
参加者の中で一番高齢(82歳)の女性は、「私の若いころは自分の意見なんて言えなかった。反対なんて言ったら、特高警察に連れて行かれた」と話してくれ、参加者からは「憲法を守るためにも今度の選挙で共産党は負ける訳にいかない」の声も出され、「次は平和のことで話したい」という希望も出されていました。
08年06月22日付「豊平区新聞」より