義母と同室の「ハル」さんは、いつも笑顔で座っています。義母より若いのかと思っていたら、なんと明治生まれの102歳と聞いてびっくり。
会話でのコミュニケーションはとれませんが、「どんな人生を歩んでこられたのだろうか?」「きっとご苦労されたのでは?」「年金はもらえているだろか?」と手をなでながら思いが巡りました。
新しい年金制度と後期高齢者医療制度廃止後の新制度についての議論がはじまっていますが、年金底上げの財源は消費税、65歳以上の方全員国民健康保険に加入させる案などなど、とんでもない内容が出てきています。
「『命を守る』と言いながらこんな制度を考えるなんて」と怒りを通り越しあっけにとられる思いです。
ハルさんがお話できたらきっと「バカにするんじゃないよ!」と怒りの声をあげることでしょう。
生きることをしっかり支える政治に。ハルさんたちの思いも力にして頑張らなければ・・・と思っています。
10年03月14日付「豊平区新聞」より