北海道母親大会での記念講演「平和と人権は国境を越えて」―土井香苗さんのお話を聞きました。
国際法で2002年に子ども兵士を禁止する条約ができているのに、20万人もの子どもたちが兵士となって戦いで今日も命を落としている。少女たちはレイプの恐怖に怯えている―。世界にある戦争や紛争などで人権が守られていない実態を聞き、あらためて足元だけでなく、広い目で見ていく大切さを感じています。
条約が守られるように、国際刑事裁判所で裁くことや国際調査委員会も設けていくことなどに多くの国が賛同している中、日本は態度を明確にしていないそうです。
品川正治さんが話していた憲法9条の立場「自国のことだけでなく、どの命も大切という立場」この言葉を思い出しました。
9条の立場に日本がしっかり立つかどうかが問われています。
9条守る運動の大切さをひしひしと感じました。
10年10月03日付「豊平区新聞」より