「国保改善運動全道交流集会」に参加しました。
09年1年間で47人の方が病院にいけず亡くなっています。27名の方が無保険、20名の方が短期証、資格証の方だったそうです。
高い保険料が払えない、保険料払っても、窓口負担が払えない、仕事を休めないなどで医療にかかった時には手遅れで、尊い命が奪われています。
憲法25条の具体化として作られた国民皆保険制度が崩され、社会保障がくらしを破壊している現状が出ています。
高い国保料への怒りや相談が増えてきていますが、国保制度を国民の保険制度として一元化し、地方行政に責任を押し付けようとしている政治に、あらためて怒りを感じました。
国民の命、人生を支えてこそ国民のための政治ではないでしょうか。
「見捨ててよい命は一つもない」講師の相野谷さんの言葉に「そうだ!」の共感とこの思いを広げていく運動の大切さを強く感じました。
10年12月05日付「豊平区新聞」より