豊平区日本共産党女性後援会による「春のつどい」が４月27日開催されました。オープニングはハワイアン、ティータイムやバザーもあるというなごやかな催しで、森つねと道国政相談室長（参院北海道選挙区予定候補）、大門みきし参議院議員の話を聞くとともに、参加者が身の回りの様子を語りあい、参議院選での日本共産党の躍進に向け、女性の力を発揮しようと決意しました。
東京から駆けつけた大門議員は、最近の国会事情として、「政権を取った自民党はうれしくてしかたなく、態度がでかく高圧的になってきている。民主党は国会で質問すれば、『民主党政権の時に良いことをやったのか？』と安倍首相に問われ、『反省しています』と答えざるをえない始末。アベノミクスについても、おかしいと追求したのは日本共産党だけである」と語り、まともに自民党に対決している政党は日本共産党だけであることを強調しました。
ＴＰＰについては、「アメリカと厚労省がやろうとしていることは、公的保険でカバーする分を減らし、自由診療を増やすこと。民間の保険に入っていれば手術も受けられるが、公的保険だけの場合は手術を受けられず命を落とすことにも」と命に関わるＴＰＰの危険性を指摘しました。
そして、「おごれるものは久しからず、自民党政権も長くは続きません。しかし、参議院選挙で自民党が圧勝したら、なにもかも一気に進められる危険性がある。自民党と対決する共産党が伸びることが大きなインパクトになる」と参加者を励ましました。
参加者からは、「今年10月から年金が１％引き下げ、２年後には2.5％も削減される。年金改悪を進める自民公明を今度の選挙で追い込みましょう」と訴えがありました。
生活と健康を守る会からは、「突然のリストラにあって生活に困っているといった相談が多く持ち込まれている。雇用と生活を守るためにがんばりたい」との表明が。
介護の現場からは、介護サービスの低下とともに、介護の現場で働く人の賃金が低く仕事もきつい実態が報告されました。
さらに、「病気や障害を持った児童・生徒の教育施設が不十分。民間にはきめ細かな対応をしてくれる所はあるものの、授業料が非常に高い」として、柔軟性のある公的教育施設の充実を望む声が出されました。
最後に、女性後援会として、参院選で日本共産党の躍進のために力を発揮していきたいとの決意表明があり、「つどい」を終わりました。
豊平区生活と健康を守る会は、４月21日、定期大会を開き、安倍政権の国民いじめの政治から社会保障を守り、国民生活を守りぬく運動を強化すること、そのためにも７月の参議院選挙で守る会の要求と一致する政治勢力の勝利、前進のため積極的に取り組む方針を決めました。
この一年間、引き続き生活相談活動に取り組んできましたが、雇用情勢は厳しく若い人が仕事を失い、精神疾患を患って生活保護を申請するケースが増えています。また年金の切り下げの中で、医療費がかかるため生活が成り立たなくなり、やむなく生活保護を受けるという事情の人が増えています。
市営住宅の減免制度改悪をやめさせるため札幌市交渉、市議会への陳情、署名提出に取り組んできました。改悪案は、これまであった７割・８割減免をなくすことで家賃値上げをもたらします。また医療費は入院費だけを対象にすることによって減免対象を狭めるものです。３か年で実施するという計画ですから、引き続き減免改悪を中止させる運動に取り組んでいます。
毎月、月末の木曜日に行っている「国保110番」の減免、減額、分割納付に取り組んでいきます。
守る会では、「この１年間、守る会としては活動の幅を広げることに努力してきました。一定の前進がありました。組織的には若干の増勢となって着実に前進を図ってきました。これも各団体の皆さんの尽力、ご支援のたまものと思います。この機会に改めて感謝を申し上げます。７月の参議院選挙は、憲法と平和、国民生活を守るため全力で取り組みます」と話しています。
鳴り物もまじえ楽しく行進します。
自転車、ベビーカー、車での参加もできます。車の参加は４台まで、13日までに連絡を。やまびこ公園で幹線コースを出迎えます。
子どもさんにはおみやげもあります。
ツクシとはスギナの胞子茎のことで、栄養茎であるスギナはあとから出てきます。各節に鞘状に着いているのが小さな葉の集まったもので、通称「袴」とも呼ばれています。
ツクシは食べられますが、この袴はゴソゴゾしているのでこれを取り除いて、卵とじなどにしていただきます。ツクシの先端（胞子穂）では胞子がたくさん作られ、風に乗って飛んでいきます。
それにしても土筆とは、春早く土の中から顔を出す様子を良く表していると思いませんか。
13年05月05日付「豊平区新聞」より