地元、札幌出身の紙智子参議院議員が3選を期す参議院選挙は公示まで残すところ10日と迫りました。
アベノミクス、成長戦略とマスコミは持ち上げていますが、中身は大企業がもうかるためのもの。自民・公明の政治ときっぱり対決できるのは日本共産党のみ。
共産党への支持を広げてください。
16日の日曜日、豊平区の共産党と後援会は、この日1日を共産党の政策を訴える日にしようと、宣伝に力を入れました。
10時すぎから、ファイターズ戦が行われた札幌ドームに近い、白樺台、東・西月寒、西岡などの地域から、ハンドマイクで宣伝を行いながら福住駅に向かいました。
11時半からは地下鉄東豊線の福住駅前で、森つねと国政相談室長(参院選北海道選挙区予定候補)もかけつけ、宣伝を行いました。
森つねと氏は、「泊はなくてもこの冬の電力は足りた。自然エネルギーの普及で地域の仕事を増やし、原発ゼロを」、「青年を使い捨てにする社会に未来はない。300回の国会質問で若者を使い捨てにする企業を告発してきた日本共産党にご支援を」、「自民党の改憲案は戦前の日本に逆戻り、今なすべきは憲法を暮らしに生かすこと」、「北海道の農漁業をつぶしてしまうTPPは断固阻止を」などと共産党への支持を訴えました。
地域の後援会からも「アベノミクスは国民生活や中小企業に損害を与えるもの。成長戦略であたかも国民の所得が10年で150万円も増えるかのように宣伝しているのはことばのまやかし」、「大企業がため込んだ内部留保の1%を使うだけで、月1万円の賃上げができる。庶民の懐を潤してこそ景気も回復できる」と訴えました。
この行動には、30人をこえる党員や後援会員が参加、500枚近い「しんぶん赤旗」号外を配布しました
午後は、月寒中央、南平岸、平岸、中の島の各地下鉄駅頭で宣伝を行いました。
池田ゆみ市政相談室長は、かっての教え子からの「派遣で介護の職に就いているが、少しの失敗でも厳しく言われ身も心もズタズタに」との訴えを引き合いに出し、「若者の半分が正社員になれないなかで、安倍内閣は成長戦略と称し、これをさらに改悪し、いつでも首切りができるようにしようとしている。20数年前までは正社員が当たり前でした。まともな暮らしができないのは異常、働く人を大切にしない政治に未来はない」と指摘。「自民・公明が進める財界を守る政治を、働く人が守られ、安心して生活できる政治に変えましょう」と日本共産党への支持を訴えました。
これらの宣伝にも、地域の党員や後援会から多くの方々が参加し、赤旗号外を配布しました。16日の宣伝では、述べ80人を超える多くの参加となりました。
15日午後、札幌大通りで、TPP参撤回を求める道民集会が開催され、道内から集まった5000人が、TPP参加撤回を訴えました。
暑い日差しの中、豊平区からも多くの方が参加しました。
集会呼びかけ人の飯沢北大名誉教授は、「安倍首相は国益を口にするが、日本の食料基地北海道の発展こそ国益。北海道からTPP反対の声を全国に発信しよう」と訴えました。
また、鈴木東大教授は、「昨年の総選挙で『ブレない、うそつかない』と言って当選した自民党議員は、選挙が終わったら何をしても良いとTPP参加に。これは背信行為である。自民党が掲げた6項目は何一つ満たされていない」と厳しく指摘。「アメリカの大企業がもうけるため、日本のルールが身ぐるみはがされてしまうのがTPP。世界の1%の企業だけがもうかるTPPは世界の発展、アジアの発展にもつながらない。国民生活をズタズタにしてしまうTPP反対を北海道からリードしよう」と訴えました。鈴木教授は、「『そろそろトーンダウンしたほうが将来のため』という人もいるが、私はTPP反対で、みなさんとともに断固頑張る」と、自らの決意も表明しました。
集会では、十勝町村会長の高橋本別町長が、「将来、子供達に『あの時TPPを阻止していたら…』と言わせないよう、笑顔で子供達が暮らせる北海道のために全力をつくす」と挨拶しました。
紙智子参議院議員も日本共産党を代表して挨拶。17日に開催された業界団体へのTPP説明会を公開にさせたことを報告するとともに、「TPP参加の撤回は、圧倒的多数の国民の利益につながり、経済主権を守り、日本の文化・伝統を守ることにもなる」と訴え、「三期目の参議院議員の当選を勝ち取り、TPPストップのために全力で頑張りたい」と自らの決意を述べました。
集会後、参加者は「農業守ろう、命が大切、暮らしが大事、ストップ、ストップTPP」などと唱和し、市街地をデモ行進しました。
和名を「のぼりふじ」とも言います。藤の花が垂れて咲くのに対し、藤の花を立てたような花の姿をみると、当を得た呼び名です。
マメ科の花で、痩せ地でも良く育ちます。南北アメリカ、南アフリカ原産で、日本には明治年間に緑肥用として導入されました。暑さに弱く、本州ではあまりみかけませんが、札幌では、空き地などでもよく見かけます。
多年草ですが、種でも良く増えます。株は数年で枯れてしまいますが、種から新しい苗が育ってきます。したがって、ルピナスを植えておくと、数年で株が動いていくように見えます。
13年06月23日付「豊平区新聞」より