宣伝カーに乗っていると美容室・理容室が目に入ります。
「経営は大変だろうな」といつも思います。
家計が大変になると美容室への回数を減らします。
以前、集会で女性の方が「月に1回でもおしゃれをして出かけたい」そんなささやかな願いを語っていました。そのささやかな願いも実現できない生活は誰の責任なのでしょうか。
おしゃれだけじゃなく、民医連の調査では、昨年1年間で「手遅れ死」をした方が58人と報告されていました。
「生保が決まったら病院に行きたい」。でも、やっと医療にかかったら病気が見つかり闘病の末、亡くなった方が私の身近な相談者の中に3人も。
「もっとやりたいことがあったろうに」「もっと早く病院にかかってたら」とくやしい思いにかられます。
「普通に暮らすことができる政治をつくって!」これが今、共通の思いではないでしょうか。
13年06月30日付「豊平区新聞」より