新婦人の企画による特養老人ホームの見学に参加しました。
国の政策に沿って、特養ホームを拠点に地域に小規模多機能型施設をつくり、居宅介護事業の展開を広げているという説明に、最後まで長年暮らしてきた自宅で過ごすための介護には納得。
職員の働き方への質問に「職員の研修に力を入れているが約3年で辞めていくケースが多く、介護報酬の引き下げの問題など課題が大きい」と施設長さん。
参加者からは「人間の尊厳を大切に考え接してくれる方にお世話をお願いしたい」「そのためには働く方が大事にされ、安心して働けるようにして欲しい。そうすることで仕事に誇りを持ちやさしく接する事ができるのでは」の声が出されました。
介護を考える時、国の予算の使い方、消費税の増税の事、働くルールの事、平和の事、さまざまなことにつながり、憲法を政治に活かすことの大切さに行き着来ます。
すべての人が「人間らしく生きる」。ここに国が第1に責任を果すべきです。
13年10月13日付「豊平区新聞」より