「ぬちがふぅ」(命果報)−玉砕場からの証言−という映画を見てきました。
太平洋戦争、沖縄戦の生き残った方たちや朝鮮半島から沖縄に連行された元軍属の証言を繋いだドキュメンタリー映画です。
「敵上陸の暁には全員玉砕あるのみ」軍の自決命令。手榴弾が渡され、「死のう。死のう」と親族が集まって手榴弾で自決する。
愛するわが子を手にかける。沖縄につれてこられた慰安婦たちのこと。沖縄の幼い中学生までが爆弾を背負い戦車に飛び込んで行く肉弾戦。悲しい証言と当時の記録映像が胸に迫ります。
集団自決の話は聞いていましたが、そんなあまいものじゃない。何度も足を運んで証言してもらった内容に、自分が何も知らなかったような恥ずかしさを感じました。
戦争では兵隊は国民の命を守らないことがよくわかります。
戦争する国に向けて突き進もうとしている安倍政権。何としてもストップさせましょう。
14年03月02日付「豊平区新聞」より