新婦人のエンディング小組で、エンディングノートなるものを初めて目にしました。
記入する欄はいっぱいですが、「延命治療について」「葬儀への希望」などから、書いていきたいなと思っています。それにしても、女性ばかりという事もあり、葬儀のこと、遺影のこと、お墓のこと延命治療のことなど様々な経験、思いが出され、なかなか聞けないことも安心して聞くことができるので話は尽きません。
しかし、今の日本は、お金がなければ医療にもかかれず、介護も受けられず、葬儀もできない。みんなが安心して暮らせる社会保障制度の充実がどんなに大切かを実感できる話し合いでした。
デンマークでは医療や介護は無料。葬儀の形も大きな差はなく、お墓の費用は別として、葬儀の費用は国の支援金制度があります。
なんでも市場にさらされ、儲けとする社会や、政治のあり方が問われます。女性の意欲とパワーいっぱいの集まり。この力が社会を変える力につながる。元気の湧く集まりでした。
14年03月16日付「豊平区新聞」より