先日、活動仲間が集まり食事をしました。5月生まれのAさんとSさん、Tさんはみんなにおめでとうと声をかけられ「誕生日をお祝いしてもらうなんて何十年ぶりだろう?」とうれしそうでした。
消費税の増税、賃金や年金の引き下げ、働くルールが壊され、人が大事にされない社会です。ゆっくり交流したり、食事をしたりの時間を持つのが難しく、ますます、人と人とが繋がりにくい世の中になってきています。
一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだりの時間は人との関係をぐっと近づけてくれます。
何かを一緒に取り組んだりしていくにはこういう機会も大切と思っています。
しかしながら、実は、夫の誕生日をすっかり忘れていた私です。
会議で遅く帰宅したら珍しく早く帰宅していた夫が、少し寂しそうに「今日誕生日なんだよな」と。
「あっ。ごめん。そうだった。おめでとう」
一番身近な家族の誕生日を忘れ、おおいに反省。ゆっくり余裕を持ち人を思いやれる社会になってほしいと願います。
14年06月01日付「豊平区新聞」より