日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 信条と素顔を知っていただきたい 「はぐくみレポート」

池田ゆみの活動報告とエッセイ

Since 2006/10/23
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はぐくみレポート

子どもを守る新しい運動を(No.27)

先日、在職していた保育園のお遊戯会を見てきました。

退職から4ヵ月の間ですが、どの子も成長しておりビックリです。昨年までは子どもたちと一緒に舞台側にいたことを思うと、自分のおかれた環境の変化を改めて感じています。

舞台では、どの子も一生懸命な姿を見せていて、子どもたちの中に、仲間や小さい子への気配りなどのほほえましい姿が見られ感動しました。

また、その姿に「頑張って!」と背中を押された思いでした。

毎年のことですが、この日を迎えるまでに子どもたちと一緒に職員みんながどれほどがんばったことだろうか、が推察されます。

子どもたちの目的に向かって一途にがんばる姿、失敗を恐れず仲間とがんばり合う姿、観客の多さに圧倒されながらもがんばっている姿を見て、この子どもたちの育ち、発達を守るため、保育・教育の充実のため力を尽くそうと改めて思いました。

国民の「慎重に審議してほしい」という願いに背を向けた教育基本法の強行採決に腹立たしい思いでいっぱいですが、子どもたちの育ち・発達を守る運動はこれからです。

教育の現場に改悪基本法の具体化と押し付けを許さないために、憲法第26条「教育を受ける権利、受けさせる義務」、第19条「思想・良心・内心の自由」を守る大きな運動が大切です。

あきらめてはいられない、あきらめたら、子どもたちに顔向けできない、と思います。子どもたちが、困難にあきらめたりせずに前向きにがんばり、しっかりと育っていけるように、いまこそ大人ががんばり合うことが大切だと感じています。

みなさん、憲法を基礎に、改悪教育基本法の教育現場への具体化をゆるさない運動、子どもと教育を守る新しい運動を開始しましょう。

06年12月24日付「豊平区新聞」より