公立高校の受験が終わり、受験生のみなさんそして保護者の皆さんは、ホッと一息ついていることでしょう。
しかし、発表まではハラハラ不安な日々が続くことと思います。
昨年の今頃は我が家も次男が受験で、同じ思いをしていたことを思い出します。
保育士をしてきて、いつも感じてきたことは、子どもたちは強制ではなく、納得して自分でがんばることを望むということです。
しかし、今の教育では、子どもたちにとってやらされているという感覚があるのでは?と感じてしまいます。
学年があがるたびに「学ぶ楽しさ」よりも「テストに出るから」「受験のために」そんな思いの勉強になっていっているように思います。
政府の教育再生会議が言っている「基礎学力の向上」は時間数を増やし、子どもたちへの押し付けが、ますますひどくなるとの批判が、教育界ではすでに出ています。
子どもたちは学ぶ意義が感じられ将来の自分の希望や願う方向と結びつき、意欲が持てる教育を望んでいるのではないでしょうか。
一人ひとりの子どもたちが仲間と一緒に、もっている力を全面的に発揮して納得して学び納得できる人生を歩んでいけるようにする教育こそ求められていると思います。
政府の教育政策が混迷している現在、教育についての政治の正しいあり方、正しい役割の発揮が求められると思います。
間近に迫った地方選挙で必ず勝利し7月の選挙でも共産党の前進で子どもたちに豊かな教育を保障できるようにがんばりましょう。
07年03月11日付「豊平区新聞」より