日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 信条と素顔を知っていただきたい 「はぐくみレポート」

池田ゆみの活動報告とエッセイ

Since 2006/10/23
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はぐくみレポート

誰もが人間らしい生活を!(No.43)

タンポポやチューリップの鮮やかな色が目に飛び込んできます。

北海道の春はいっぺんに花が咲き、にぎやかですね。まだまだ気候は不安定ですが、北海道も夏に向かってきているようです。

「もうすぐ6月だ。今年も半分が過ぎるんだな――。」の我が家の次男の言葉を聞いて、月日の経つ速さと北海道の夏の短さを改めて感じています。

こんな調子でいったら4年もすぐ経ってしまいそうで、一つひとつのことをしっかり頑張らなければと思っています。

先日、車椅子で生活していらっしゃる84歳の方の相談を受けました。

市営住宅の3階では、車椅子で生活するのは大変。退院してから2年ほどになるが1度も外に出ていない。体を拭いてもらうだけでお風呂に入っていない。9万円の年金でどこか入れる施設はないだろうか?――

という相談でした。

年金が9万円ほどで、受けたい訪問リハビリやディケアのサービスを受けると、生活が大変になり、安心して受けられないのです。

1週間に1度のお風呂も我慢しなければならないなんて、生きていくこと、存在そのものに関わることです。

一人の方の相談の中に、生活保護の問題、介護の問題、老人施設の問題と、たくさんのことが含まれています。

本当に生きにくい世の中だと実感できます。人の命、くらしが守られていない政治のせいだということがいやでも見えてきます。

一つひとつの相談を一緒に解決していきながら、私自身も学習を積み重ね成長していきたいと思っています。

しかし、政治の根本が変わらなければ解決できないことも多いのではないでしょうか。だれもが将来の生活に展望を持って暮らせるように命や人権が守られる政治をつくっていきましょう。

2か月後にひかえた参議院選挙では、憲法を守り政治に活かす共産党の前進のために、私もみなさんと一緒に元気に頑張ります。

07年05月27日付「豊平区新聞」より