久しぶりに父の顔を見に行ってきました。
パーキンソン病でだんだんと歩くことが難しくなって、話すことも思うようにならなくなってきていた父が、7月に転んで、とうとう家で過ごすことができなくなりました。
ショートスティで介護施設に入居し、今後、暮らしていく施設を探しているところです。リハビリができる施設をと探しても、空きがなくていつまで待てばよいのか、見通しもたたない。すべて実費でならと金額を聞くと、部屋代だけで一日5,000円と驚くばかりです。
必要な時にすぐに介護を受けられない、お金がなければ、思うような介護を受けられない、生きていくことに希望の持てない介護の実態に、わかっていながらも愕然としてしまいます。
参議院選挙で自民・公明の政治に国民の厳しい審判が下されました。国民の生活が守られ、誰もが希望を持って生き続けることが保障される政治を国民は望んでいます。しかし、安倍首相は基本路線を否定されたのではないと、医療・福祉・介護の予算を削る、庶民いじめの政治を止めようとはしません。
参院選で国民が選んだ政治への願いを、くらしがよくなってきたと実感できる政治に変えて行くために、日本共産党は、今後も頑張っていきます。今後も、ご支援よろしくお願いします。
ご一緒に身近な要求を持ち寄って力を合わせませんか？「また来るからね」と手を握ると笑顔で力強く握りかえしてくれた父の姿に、「最後まで頑張るよ」の思いが感じられました。
誰もが希望を持って生きて行けるように、私も頑張ろうと決意を新たにしています。
07年08月26日付「豊平区新聞」より