先日、お会いしてお話した女性の方が、「自民党の政治は早くなくなればいいと思う」と強い口調でお話ししていました。苦労して生活している実感のこもった言葉が胸に響きました。この言葉・思いを安倍首相は何ひとつ、知ろうともしない。本当に腹が立ちます。
新安倍内閣がスタートしましたが、皆さんどんな風に感じているでしょうか?今回の自民・公明の政治に下された審判は、弱肉強食の構造改革路線、弱いものいじめの政治への怒りの表れです。
政治の根本が問われているのですから、そこに目を向けず、閣僚のメンバーを変えたとしてもなんの効果も期待はできません。
そして、閣僚の18人中12人が、あの戦争を正義の戦争だったと思い込んでいる「靖国派」のメンバーだそうです。この点でも平和が守られるかが心配です。
来年4月には、お年寄りいじめの後期高齢者医療制度(75歳以上の高齢者を集めて作られる新たな保険制度。保険料を年金から天引き、医療の内容に制限を加えていく)が始まろうとしています。
いったい今までの政治のどこが悪かったのかがわからない安倍首相に、国民の思いを具体的に「高い国保税を引き下げて」「餓死する人が出ない社会保障制度にして」「消費税の増税許しません」「医者と看護師を増やして」「30人学級実現して」「働くルールを守れ」「暮らしていける年金にして」「憲法9条守って」「戦争反対」と声を大にして突きつけていきましょう。
身近な要求持ち寄り力を合わせましょう。
07年09月02日付「豊平区新聞」より