「俺、難しいことわかんないし、何もできないよ。みんなみたいに動けないし…」といってたMさんが、「平和の綱引きの綱を一緒に平和のほうに引っ張ってほしい」の訴えに「わかりました。できることは少ないかも知れないけど一緒に頑張ります」と日本共産党に入党してくれました。
いつも後援会の集まりには必ず参加してくれて、力をかしてくれていたMさんは、樺太で生まれて敗戦後日本に引き上げてきて、大変苦労してきた方です。今も、少ない年金で懸命に生活をしており、政治が変らなければと強く感じていた方です。入党を勧める中で、だれにでもドラマの様な人生があるんだなとしみじみ感じます。そして、苦労した話を聞くと、「日本のアメリカ言いなり・大企業の儲けを助ける政治」の犠牲になっているように感じてなりません。
生活保護より少ない年金の方がいるのだから、生活保護の基準を引き下げようというとんでもない話が出されています。そんな政策でいったいだれが救われるのでしょうか? 年金支給額を引き上げてこそ、救われる方が広がっていくのではないでしょうか。
国民の生活を守るためには、「聖域化されている軍事費」「アメリカへの思いやり予算」「大企業に大マケしている税金」にメスを入れる必要性がはっきりしてきています。次の総選挙ではこの問題にメスを入れる政策を持てるかどうかが問われるのではないでしょうか。
一人ひとりの生活を政治が左右しています。私たちの生活を守るために一緒に手をつなぎ頑張りましょう。
07年11月25日付「豊平区新聞」より