日本共産党豊平清田南地区委員会は12月14日夜、月寒公民館にて紙智子参議院議員と宮内聡国会議員団道事務所長を招いての演説会を開催しました。
3日に党道委員会より正式に発表された池田ゆみ市議候補が最初にあいさつに立ち、生活相談活動の中で感じたことに触れながら、「本当に困っている皆さんの切実な声を市政に届けるのが私の仕事。みなさんと力を合わせて2011年の地方選では必ず豊平区の市議会の議席取り戻すために全力を尽くします。そのためにも解散総選挙で必ず共産党を伸ばしその力を地方選挙につなげましょう」と元気にあいさつしました。
宮内氏は派遣切りで解雇された労働者が、西区の病院で保護された話を紹介。今すすめられている派遣切りの問題にふれ、中小業者や働く人たちの声を国政に届ける仕事を私にさせてほしい。私、宮内聡を何としても国会へ送ってください」と熱く訴えました。
紙氏は、麻生首相の誕生から今日までの政治の流れ、国会での各党の様子をユーモアも交えわかりやすく話し、共産党が国民の怒り願いに寄り添って、雇用や経済で政治を動かしてきたことを報告。「理不尽なことは許せない。まともな世の中にしたいという思いを日本共産党とともに実現しましょう」と語りました。
1時間程の演説会でしたが125人の参加者が笑い、涙、怒り」を共有し「共産党をなんとしても伸ばしたい」と言う思いをひとつにできた演説会でした。
参加者からは「3人ともわかりやすくいい話だった」「元気をもらえた」「本当に新聞読んでも、話を聞いても涙の世の中ですね。選挙頑張ります」の感想が寄せられました。
雇用促進住宅の廃止問題に反対し住民が立ち上がっている福住宿舎で12月13日夕方、2回目の懇談会が行われ、紙智子参議、宮内聡比例予定候補、畠山和也党道政策委員長、池田ゆみ豊平区市議予定候補が参加しました。
譲渡廃止撤回を求める協議会より「嘆願書」の定期借家契約の方への保障がないこと、高齢者が4階から1階へ住み替えただけで、定期契約とされている事などにふれ、居住者のみなさんから、怒りの声、要望が出されました。
紙氏と宮内氏が党の廃止撤回に向けた運動について報告し、「派遣切りなど解雇された方への入居も政府は対策にもりこんでいるが、存続する住宅だけ。廃止予定の住宅にまで広げるべきだと共産党は訴えている。閣議決定は覆せる。力を合わせて頑張りましょう」と訴えると、拍手が起こりました。
「国と私たちの主張のどちらに道理があるのか。居住者みんなでがんばる」と力の沸く懇談会となりました。
新日本婦人の会豊平支部は14日午後、月寒公民館にて支部大会を開催、代議員・オブザーバー合わせて74名が参加しました。
三浦会長のあいさつ、五十嵐事務局長より1年間の活動報告、来年の活動方針が提案され、各班・小組より活動報告や意見が出され活発な討議で交流を深めました。
子ども連れの代議員の参加がうれしい、和やかな大会となりました。
今こそ、女性の願いを国政へと意気高く総括、方針案が採択されました。
全日本年金者組合豊平支部は、15日の年金支給日の午前、平岸の銀行前にて「若者切捨て、年寄りうば捨て、政治投げ捨ては許さない」と署名宣伝行動を行いました。
行動には15人が参加し、年金者組合豊平支部真田事務局長、新婦人豊平支部羽入事務局次長、池田ゆみ日本共産党豊平区市議候補がマイクを握り「『年齢でいのちに差別をつける後期高齢者医療制度は許せない』の声が全国各地に広がっています。私たちの行動で制度見直しに追い込み、政治を動かしています。だれもが安心して老後を過ごせるように、国民の暮らし、社会保障の充実に税金を使っていく政治に変えましょう」と訴えました。
行きかう人たちが呼びかけに応え次々と立ち止まり署名をしました。
「年金は下がっているのに引かれるものが多くなって大変です」など怒りの声がたくさん寄せられました。
30分の行動で66筆の署名が集まりました。
08年12月21日付「豊平区新聞」より