入院している父が、病院から外泊して家に戻り久しぶりにみんなでお正月を過ごすことができました。どんどんと子どもに戻っていっている父の姿、どんどんと考える力・言語を失いつつありますが、「自分が大切にされているかどうか」を感じ取るのは敏感です。 人として、最後まで大切にされる介護の大切さを実感しています。
元旦の宣伝では、「誰もが大切にされる世の中になりますように」と願いながら新年のご挨拶をさせてもらいました。
生まれてから最後を迎えるまで、人をはぐくむことにお金がかけられている政治かどうかが、今問われているのではないでしょうか。
庶民には負担を増やすばかりで、企業や大金持ちの利益ばかり守り、アメリカの顔色ばかり見ている政治を国民の暮らし・平和が守られる政治に切り替えなければ、と真剣に考えさせられたお正月でした。
国民の思い、運動で政治が動き始めています。人が大切にされる政治をつくるために皆さん一緒に頑張りましょう。「米軍を思いやるなら国民を思いやれ」「無駄な軍事費を福祉にまわせ」と声を大にして言いましょう。
08年01月13日付「豊平区新聞」より