家庭ごみの有料化の意見交換会に参加し、町内会の活動の大切さを強く感じます。
自分たちの住む環境をどうしていくかということは、どの年齢の方にも関係のあることであり、考えていく責任があります。
しかし、現在の私たちの生活はそんな余裕など見つけられない程のめまぐるしさです。
「町内会の活動は定年退職してからやるもの」そんな思いが、あたりまえのようになっています。
住み心地の良い町内に、気持ちよく協力し合えるように町内会活動に誰もが参加できるようになるには、「残業のない働き方」「生活がしっかりできる賃金・年金制度」「ゆとりのある学ぶ環境」「安心できる医療・福祉制度」など国民の生活がしっかり守られることが大切ではないでしょうか。そして、高齢になっても地域で買い物ができる商店街があったら・・・。町内会の活動からたくさんのことが見えてきます。
それにしても、住民の皆さんと力をあわせてといいながら、家庭ごみ有料化の意見交換会など、高いところからの説明や「国が決めたことですから」と言って市民の思いにこころを寄せない話し方は許せません。
同じ土俵でしっかり話し合うべきではないでしょうか。
先日、S町内会の総会に参加させてもらいました。
緊張して参加していた私を温かく迎えてくれた皆さんに感謝の気持ちと日ごろの皆さんのご苦労に触れ、微力ですが、私も頑張りたいと気持ちを新たにしています。
08年02月17日付「豊平区新聞」より