日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 信条と素顔を知っていただきたい 「はぐくみレポート」

池田ゆみの活動報告とエッセイ

Since 2006/10/23
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はぐくみレポート

誰のために政治を行うのか?(No.82)

「共産党に入りたいのですが」と事務所にやってきた23歳のT君。

友人のお母さんが癌になり手術後、保険の適用にならない免疫治療をしなければならず、高額の医療費で大変。

それを受けなければ死を待つしかない。「お金がなければ、医療が受けられないなんておかしい。なんとかならないんでしょうか」「命を守る治療は国がお金を出すべきでしょう?」と熱く語ってくれました。

「少しでも政治が変わるように僕もがんばりたい」と言って入党してくれたのです。突然やってきて、わたしもびっくりしましたが、T君の率直な思いや熱意に触れ、「この思いが政治を動かす力なのだ」と、頼もしく感じました。

道生連と札幌市との予算要望交渉に参加しましたが、敬老カードでも生活保護の項目でも札幌市の答弁を聞いていると「いったい誰のための市政なのか?」と考えてしまう内容です。

「買った敬老カードを年度がかわってもつかえるように」「カードの色で区別するのはおかしい」などの要求は当たり前ではないでしょうか。会場から「説明を聞けば聞くほどわからなくなる」の声が上がるほど納得できない説明に感じました。

Tくんの政治に対しての思い、札幌市との交渉で感じた思いは「だれの立場に立って政治を行うのか?」このことが本当に問われていると思います。

住民の命とくらしが守られる政治を創るために皆さん、あきらめずに声を上げていきましょう。

08年03月23日付「豊平区新聞」より