南米ボリビアで政党助成金制度を廃止する法案が賛成多数で可決したという記事(「しんぶん赤旗」)を見ました。この資金は障がい者支援に充てられるそうです。
日本の2008年度の政党助成金の総額は、319億4100万円で7月に2回目分として約80億円が自民、民主公明、社民、国民新、新党日本の6党に交付されています。
よく「日本共産党も政党助成金を受け取って、福祉に使ったら良いでしょう」という意見を聞くことがあります。しかし、政党助成金として受け取ると、他の目的で使用することは禁止されています。
やはり予算を、誰のために使うのかー根本の問題を変えることが重要です。
ボリビアでは「貧しい国民がいるのに、政党が贅沢するのは間違いだ」という大きな国民の世論で政治が動いたのです。
「政治を動かすのは、国民の声」これは世界共通です。
そして、その国民の声を聞き取り一緒に願いを実現していくための議席を大きくする事が大切です。
来るべき総選挙、「くらしを守れ」「福祉を守れ」「雇用を守れ」「農業、漁業をまもれ」の声を大きくあげ、一緒に政治を動かしましょう。
08年08月31日付「豊平区新聞」より