「池田カメちゃん」。１０年近く我が家で飼っていたカメの診察券の名前です。８月はじめより餌を食べなくなり弱ってきたのを見て、やはり病院に連れて行こうということになりました。
栄養剤を注射し、抗生剤と栄養剤をもらって約５，７００円で大きな出費でした。薬を飲ませるのも、二人がかりで口を開けさせ大変でした。
この様子を見て、人もペットも「命」を守ることの大変さを感じました。
「生活は何とかなっても、医療費が心配です」「検査が入ると高くなるし、毎月不安です」と、たくさんの心配の声が聞かれます。
辞任した福田首相は、「国民目線の政治を行ってきた」「今後はそれを次の方に引き継いでもらいたい」と言っていましたが、「社会保障費２千２００億円の削減を続け、後期高齢者医療制度は続ける姿勢は変わらず」……。いったいどこが国民目線だったのかとあきれてしまいます。
次に誰が首相になろうと、政治の根本が変わらなければ、くらしは良くなりません。大企業にばかり優遇し国民には負担増、アメリカの言いなりに、軍事費を注ぎ込み、戦争に手を貸していく政治はもうごめんです。『命が守られる政治を』の声、今こそ大きく広げましょう。
08年09月07日付「豊平区新聞」より