「『子どもが悪くなったのは育ててきたお前が悪いからだ』と夫に言われた」と涙をながすお母さんの相談を受けました。夫は長い間単身赴任で、子育ての責任はお金を送っていることで果たしている。育てたのはお前だと言うのです。「私の苦労はなんだったのでしょう」と一人で必死に子育てしてきた苦労を話してくれました。
「妻は夫の後ろを3歩下がって…」こんな考えを持つ人がいるのだと言うことを聞き、びっくりするやら、腹立たしい思いで聞きました。
しかし、よく考えると、単身赴任という雇用形態がなかったら、こんな結果にならなかったのかもしれません。日本のめちゃくちゃな雇用のルールに壊されている家族がたくさんいるのではないでしょうか。
「家族の絆が大切です」という政治家がいましたが、言葉だけで、最後は自己責任です。
雇用のルールをしっかりつくり、子育てしやすい政治をつくるため、大企業の横暴許さない共産党の議席必ず、北海道から誕生させましょう。
08年09月28日付「豊平区新聞」より