「高校行きたいって言わなかったんですか」の問いかけに涙をあふれさせ「周りはみんないくんですから、行きたかったでしょう。でも行かせてやれなかった」と声を詰まらせながら話してくれたお母さん。
15歳の双子の男の子と一緒にくらしを立てようと努力してきた。15歳という年齢ではアルバイトしか見つからず、生活が大変という相談です。
わが子に進学を断念させなければならなかったお母さんの思いと、そのことをどんな思いで子どもたちが受け止めたのだろうと思うと、胸がつぶれる思いでした。経済状況によって高校で学ぶことさえできないということが身近に増えてきているのです。子どもたちに安心して学ぶことを保障しない政治に本当に怒りを感じます。
「一人でよくがんばってきたね。お子さんの高校進学もこれからだって大丈夫。いい方法が見つかるように一緒に考えようね」とお母さんに声をかけながら、「憲法に沿って学ぶ、働く、生きる権利が守られる、ルールある政治をつくらなければ・・・」と思いを強く持った相談でした。
国民が守られる政治実現の為に日本共産党の議席を必ず、北海道から1議席。皆さんのお力お貸し下さい。頑張りましょう!
08年10月12日付「豊平区新聞」より