「しょうがないんですね。早く死んだほうがいいですね」とあきらめ顔の74歳のSさん。
様々な事情で介護保険料の滞納があり、介護を利用しようとしたら、利用料をいったん10割負担しなければならない、制限がつきますと言われたのです。
「もう少し我慢します」
と言うSさんの言葉を聞き、今の介護制度の冷たさをしみじみと感じました。
「お金がない人は、介護は受けるな。我慢しろ」…
こんな制度で命が守れるのかと憤りを感じます。
上田市長が18歳未満の子どもの保険証を親の保険料滞納があっても12月から発行すると発表しました。この間の全国的な運動、市民の運動と共産党市議団の議会での追求などとの力合わせの成果です。
安心して介護や医療を受けられるように社会保障を充実させていく政治が早急に必要です。「今の制度では命は守れない」の声大きく広げましょう。
国民のくらし社会保障を第一に考え、予算を振り向けていくことを主張している共産党の議席を伸ばすことは政治を変える大きな力になります。
北海道の衆院の議席必ず。
皆さん頑張りましょう。
08年11月16日付「豊平区新聞」より