札幌市は16日、緊急経済・雇用対策推進会議を開き、年度内に100人の臨時職員を採用するなど、経済・雇用対策を決めました。
臨時職員の採用は、企業の雇用調整や解雇で離職を余儀なくされた人を対象に2月20日から3月31日まで区役所庁舎維持管理業務などに従事するとしています。
採用予定枠は100人で、賃金は日額6600円。予算額は2348万円余です。
年度内に小規模修繕なども実施します。
交通局では、地下鉄駅施設や電車事業施設の保持などで約3400万円、水道局では水道施設の修繕など約1億3600万円です。
党市議団は、12月22日と1月9日に雇用と中小企業の経営を守るよう申し入れました。
住まいを失った人は、市営住宅の緊急入所や生活保護の受給を求め、早々入居した人もいます。
市の臨時職員の採用を求め、100人の雇用が実現することになりました。
解雇を許さないたたかいとともに、解雇された方々への支援の強化のため、今後も奮闘していきます。
19日午後、大荒れの天候の中、豊平区革新懇話会が地下鉄福住駅前で定例の宣伝署名行動を行いました。
新婦人豊平支部、羊ヶ丘革新懇などから9人が参加、みぞれが吹きつける中、「憲法9条を守りましょう」「消費税増税反対」「雇用と社会保障を守れる政治に変えましょう」と訴えました。
ビラを受け取って「憲法を守ろう」と大きな声で応える男性もいました。
1月17日午後、羊ヶ丘原水協は地域のスーパー前で「核兵器のない世界を」と「被爆者援護」の署名行動を行いました。
寒い中でしたが、道原水協の「私も署名しました」のビラと「青い空ニュース」を配り、ハンドマイクで、2010年の核不拡散条約再検討会議に向けて「2000年の核兵器廃絶の『明確な約束』を実行させるために署名を」と呼びかけました。
また、日本被団協がオバマ米大統領に宛てて「被爆被害に苦しみながら『再び被爆者をつくるな。人類は核兵器と共存できない』と貴国をはじめ核兵器保有国に緊急廃絶を求めてきたこと、貴殿が公約した『核兵器廃絶』『新たな核兵器開発の凍結』の実行を要請し、お会いして被爆の実相をわかってほしい」という手紙を出したことを紹介しました。
この日は、羊ヶ丘原水協、西岡九条の会から6人が参加。核兵器廃絶の署名が26筆、被爆者援護の署名が6筆集まりました。
羊ヶ丘原水協の集めた署名は259筆になりました。当面1000筆をめざしています。
日本共産党豊平区福住支部は14日、毎年恒例の「しんぶん赤旗」配達員ご苦労さん会を開きました。
参加した10人は、それぞれ手打ちそばや飯寿司(いずし)など自慢料理を持ち寄り、アルコールも入って、配達の苦労話やエピソード、雇用問題、雇用促進住宅の立ち退き問題など、熱っぽく話が弾みました。
「これで配達員に本当の正月が来た」と、みんな大喜びでした。
このところ、くらし、雇用、社会保障などで、国民の期待とマスコミの目が日本共産党に集まっています。「いまこそ出番!」と、お酒の勢いも借りて、高いレベル(?)の意思統一も……。
09年01月25日付「豊平区新聞」より