日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

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ニュースと話題

札幌市議会 伊藤議員が代表質問

市長の姿勢ただす

企業の政治資金パーティ券購入

代表質問に立つ伊藤市議代表質問に立つ伊藤市議=5月28日、札幌市議会本会議

日本共産党の伊藤りち子札幌市議は5月28日第2回定例市議会本会議で代表質問し、上田文雄市長の政治姿勢や経済雇用対策、障害者交通費助成制度、新型インフルエンザ対策、学ぶ権利と学費などについて、市の姿勢をただしました。

伊藤市議は、政治とカネの問題について「小沢一郎氏の民主党代表辞任で西松建設からの献金問題に幕を引くわけにはいかない」とのべ、「企業が政治化にカネを出すのは見返りを期待してのことであり、わいろ性は否定できない。

企業・団体献金は政治をゆがめる諸悪の根源、前面的に禁止すべき」とし、市長自身が企業・団体献金を受け取っているのかをただしました。

上田市長は、「企業・団体献金は、法律や制度を厳正に運用すべきもの。政治とお金の透明性確保という観点からは、望ましいあり方について国政の場で議論されるべきもの」とし、「私自身は企業および団体からの献金は一切受け取っていない」と答えました。

再質問する伊藤市議再質問する伊藤市議

伊藤氏は再質問で、「自身の献金はないとのことだが、企業や団体にパーティー券を買ってもらったことはないか」と迫りました。

上田市長は「政治資金パーティー券を年2回開催しており、チケットを企業や団体の方々に購入してもらっているが、これは法令上事業収入とみなされ企業・団体からの献金ではない」と答弁。伊藤氏は「法にのっとったとしても問題であり、個人に支えられてこそ市民本位の市政ができる」と指摘しました。

伊藤氏は、北朝鮮の核実験は遺憾な行為であるとのべ、オバマ米大統領のプラハ演説とそこに込められた核廃絶の意思をどのように受け止めているか」とただしました。

上田市長は「唯一の核使用国としての道義的責任や『核兵器のない世界』をめざすことを宣言した画期的なもの」とし、「感動をもって受け止めている」と答弁「国際社会における核兵器廃絶の機運がさらに高まるよう努める」とのべました。

伊藤氏は、障害者交通費助成制度で市が現行の事業規模を維持するとしたものの、身体・知的障害者のウィズユーカードの助成額の減額、定期券助成廃止を検討していることを批判、「定期券助成の廃止は影響が大きい。他の方法による助成も含めて検討すべき」と追及しました。

生島典明副市長は「作業所に通所している人たちから、通所回数を制限せざるを得ないとの意見を聞いている。通所に対する支援を別途検討」と回答。伊藤氏は「当事者の声を聞き具体化すべき」と求めました。

傍聴する池田ゆみ豊平区市政相談室長代表質問を傍聴する池田ゆみ豊平区市政相談室長

新型インフルエンザ対策で感染者が広がった場合の増床を検討するよう求めた、伊藤氏。

無保険者が費用の心配がなく受診できる特別対策や、低所得者に対する負担軽減策をどうするのかとただしました。また、資格証明書世帯であっても、発熱外来は3割負担で受診できることを周知するよう求めました。

生島副市長は「無保険者が受診した場合、さかのぼって国保を適用するよう柔軟に対応する」と述べ、資格証明書世帯には相談の際に説明し、情報提供するなど周知していくと答えました。

学ぶ権利と学費問題で伊藤氏は、市の条例で市立高校の授業料滞納だけを理由に「退学処分」ができるとし、学ぶ権利が制限されている問題を指摘し、「親の経済的な事情で子どもの意に反して退学させることがないと明言せよ」と迫りました。

北原敏文教育長が条例の規定は「受益者負担の趣旨を明確にするもの」と答えたのに対し、伊藤氏は、「受益者負担だから2ヶ月滞納で退学というのはおかしい。学ぶ権利を保障し、条例は改正すべき」と主張しました。

また伊藤氏は、ごみ有料化問題で不安や混乱の解消のため実施の延期を提起し、低所得者などへの減免策拡充を求めました。 市側は「予定通り7月実施。現在の減免基準は妥当」と述べるにとどまりました。

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福祉守る政治へ

豊平区社保協が総会

講演する三浦誠一さんと参加者のみなさん講演する三浦誠一さんと参加者のみなさん

5月30日午後、豊平区社会保障推進協は第12回総会を勤医協月寒医院にて開催しました。個人参加や生活と健康を守る会、新日本婦人豊平支部、全日本年金者組合豊平支部、地区労連豊平区清田区南区協議会、勤医協友の会などの団体から35人が参加しました。

一部は、道生活と健康を守る会会長の三浦誠一さんによる「生存権裁判の意味するもの」と題し記念講演を行ってもらいました。

異常な社会保障費削減の元、働いても働いていなくても厳しい母子世帯の現状をリアルに報告してくれました。

この運動は、裁判傍聴や世論への働きかけなど多くの人々の支援が重要と訴えられました。

二部の総会は、各構成団体から報告がありました。

新婦人のチラシを見た女性がSOSネットに繋がった。持ち金5円で守る会の生活相談に来た青年など明日をも知れない状況との闘いが生々しく報告されました。

共産党の池田ゆみさんからは、「命に差はない、過去の経歴にとらわれず目の前の事態を直視して救済していきましょう」と相談経験を話されました。

今年が選挙の年という点では、福祉を守る政党を伸ばしていくために奮闘しなければと確認しあいました。

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楽しく子育ておしゃべり会

新婦人豊平支部子どもと教育部

おしゃべり会に参加するママと子どもたちおしゃべり会に参加するママと子どもたち

5月25日、新婦人豊平支部子どもと教育部は、豊平地域のリズム小組「おさる」のママたちたちと一緒に『子育ておしゃべり会』を開きました。

前段はいつものように親子でリズムを楽しみ、後半はママたちが集まって日頃思っていることや悩みなどを出し合いお話しました。

今一番の話題は「幼稚園選び」のこと。

親子リズム親子リズム −お返事できるかな?−

先輩ママさんたちからの経験談を聞きながら、「様々な情報が聞こえてくるけれど、わが子の性格やどんな遊びが好きか、などを考えながら、たくさん見学に行くのが大切」と話が弾みました。

おしゃべり会の後半には、用意された昼食を親子で食べながら、話しを続行。

「幼稚園に入れたら少しは自分の時間ができるかと思ったら、ほとんど持てなかった」「今年の9月から仕事に復帰なんです。保育園に入れるか心配です」などの声が出されました。「ママたちがリフレッシュして子どもと向き合うことが大切。リズム小組のように話し合っていける場を大切にしたいね」と話し合われました。

09年06月07日付「豊平区新聞」より