「新しい政治体制の下で、要求実現の声を臨時国会に届けよう」と15日、「10・15諸要求実現、宣伝行動」が全道いっせいに行われ、札幌市内各区でも年金者組合を中心に宣伝行動を繰り広げました。
国民大運動実行委員会、道社会保障推進協議会、道労連が呼びかけたものです。
豊平区では、平岸地域の銀行前で、オレンジ色の法被を着た年金者組合員10人と新婦人豊平支部、生活と健康を守る会、豊平・清田健康友の会などから4人が参加し、銀行利用者や通行人らに「年金署名」「後期高齢者医療制度廃止署名」の協力を呼びかけました。
「年金の25年は長すぎる。10年くらいにして若い人たちも意欲的に払って行けるようにしてほしい」「何でも年金から天引きで生活費が残らない。医療費もかかるし、ぎりぎりの生活だ。暮らしていける年金にしてほしい」「後期高齢者医療制度は早く廃止してほしいですね」などと語りながらたくさんの人が次々と署名に協力してくれました。自転車を押して歩く高齢の女性が立ち止まって熱心に話しを聞く姿や、車中からチラシを見たいと声をかけてくる姿も見られました。
新政権への期待も多く、対話が広がる宣伝行動でした。約1時間の行動で66人の署名が寄せられました。
政党からは日本共産党の池田ゆみ豊平区市議予定候補が参加し「これ以上、犠牲者を出さないためにも後期高齢者医療制度はすぐに廃止させましょう。『廃止の先延ばしは許さない』の声を新政権に届けましょう」と呼びかけました。
7月から実施されたごみ有料化にともない、日本共産党市議団は、町内会長さんを対象にアンケート調査をおこなっています。
共産党豊平区の池田ゆみ市議予定候補は10月19日、南平岸後援会のWさんと一緒に、地域の町内会長さんを訪問し、ごみ問題の町内の状況を聞き取りながらアンケート調査への協力を呼びかけました。
話しの中で「特定の人ですが、分別のルールを守らない人たちがいて困っています」、近隣にアパートが多い地域では特にルールを守らない人が多く、「もうあきらめの気持ちでやっています」「他の地域から車で来てごみをポンと置いて行き、それをカラスがつっついて困っている」「戸別収集にしてほしい」などの声がたくさん聞かれました。
中には、現役で働きながら会長をされている方もおられ、苦労しているお話や役員のなり手がいないことの悩みも出されていました。「若い世代の人たちも参加できる活動を考えていくことも必要になってきている」などのお話も出されていました。
池田ゆみ市議予定候補は「町内会長さんのご意見は、市政にとって貴重な意見です。今後もさまざまな問題で意見を聞かせてもらいたい」と話していました。
10月19日夕方、豊平区革新懇話会は、美園地域のスーパー前にて署名宣伝行動を行いました。
「核兵器廃絶アピール署名」「憲法の改悪に反対し九条を守ることを求めます」「危険な気候を回避するための法律制定を求める請願署名」の3つの署名に取り組みました。
親子で環境問題の署名について、熱心に話を聞き、そろって署名する姿や、「この子、街頭宣伝大好きなんです。帯広でも新婦人の方ががんばっていましたよ」と言いながら署名してくれ、ハンドマイクで訴える様子を、目を丸くして見ている坊やの可愛い姿もありました。
豊平革新懇話会、新婦人、共産党からの参加者が交代でマイクをにぎり署名への協力を訴えました。
行動には、地域や新婦人豊平支部、年金者組合から11名が参加しました。この日30分の行動で56人の署名が集まりました。
09年10月25日付「豊平区新聞」より