日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 信条と素顔を知っていただきたい 「はぐくみレポート」

池田ゆみの活動報告とエッセイ

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はぐくみレポート

住民の思いに心を寄せた対応を

先日、ある男性が網走から12月に札幌へ仕事をする予定で出てきたが、仕事がなくなり困り果てて相談に来ました。所持金が1700円。早々に保護の申請に行きました。

保護課での対応は「1700円あればあと2日は頑張れると思うから、仕事を探して頑張ってみてだめだったらまた来てください」の言葉。生活保護は申請してから決定まで2週間はかかります。その間どうやって暮らせというのかと唖然としました。

きっと本当に困ったらまた来るのだろうと思うのかもしれませんが、その言葉がどれだけ住民の心を傷つけ、絶望感を与えるのかがわかるのでしょうか。

やむにやまれず保護課に足を運んでいる住民の思いに心を寄せた対応を切に望みます。

「派遣村」の取り組みから雇用、くらしを守る動きが少しずつ前進してきていますが、私たちも身近なところで、しっかりと声をあげて頑張らなければと、思った一瞬でした。

09年01月25日付「豊平区新聞」より