札幌社保協10周年の高崎裕子弁護士の記念講演を聞きました。
「憲法と社会保障」というテーマで久しぶりに長時間じっくりと学習でき充実した時間を過ごしました。
講演のなかで、「炭鉱のカナリア」(昔炭鉱で、有毒ガスなど危険から身を守るためにカナリアを連れて坑内に入ったそう)を引用して『憲法のカナリア』が問われていると話されていました。
憲法のカナリアは、弱者の声です。弱者の声は「憲法が危ない」と知らせているのです。また、憲法九条と25条は双子。9条の受難の時は25条にとっても受難。
講演の最後に「憲法の中にこそ憲法を守る力がある。憲法を生かすために何ができるのか考え憲法を守る運動を広げましょう」と閉められました。政治のあらゆる分野で、身近の問題で、憲法を生かすことを考え行動することの大切さを改めて学びました。
09年01月18日付「豊平区新聞」より