卒業式の朝、食卓の赤飯を見て「なんで赤飯?」の問いに「卒業だから」と答えると「親ばか丸出しだな」とちょっと不機嫌な様子で食べていた息子です。
自転車と冬は1時間以上かけて歩きで通い続けた3年間、その忍耐強さは親も認めるところです。
部活で遅くなるときは9時過ぎに帰宅する事もあり、携帯嫌いで連絡のつかない息子を心配しながら待っていたことを懐かしく思い出します。
わが子はもちろんのことですが、卒業を迎えた子どもたちが、自分の力を信じ、仲間を信じて次のステップに進んでほしいと心から願います。
これから育っていく若いみなさんとも力を合わせ、若いみなさんの願いが叶う政治めざし一緒に頑張りたいですね。
「卒業式くらいお父さんに送ってもらったら?」の言葉に「最後だから歩くの」と玄関を出た息子でした。
09年03月08日付「豊平区新聞」より