「えー、金銭感覚がおかしくなるね」。福住後援会の基地めぐりでの声です。
P3C対戦哨戒機は1機130億円、維持費に60億。これが101機あるそうですから1兆3千130億で維持費が6千60億。ほぼ2兆円の買い物です。購入先はアメリカのロッキード社。アメリカには25機しかないとのこと。アメリカ言いなりに軍事費を増やしアメリカの企業にもうけさせているなんて許せません。
ほかにも、重すぎて道路や橋を渡れない戦車などムダだらけです。富士重工、三菱重工などの大企業が儲け、その企業から企業献金をもらう。税金をムダ使いしその税金が企業献金として戻ってくる仕組みです。
子どもの医療費無料化に1900億、国保料1万円引下げに4000億、障害者自立支援法での応益負担の廃止に320億・・・。「ムダな軍事費を国民のくらしにまわして! 」と怒りがふつふつ湧いてくる基地めぐりでした。
09年06月14日付「豊平区新聞」より