平岸の郷土と平和を語る会主催の「戦争体験を語るつどい」に参加しました。
旧樺太からの引き揚げ船の状況をアニメにした映画「戦争が終わった夏に」を見て、お二人の方からの戦争体験を聞きました。
「戦争が日常の平穏な生活を狂わせ、破壊してしまう」ことが痛いほど伝わってきました。
今は、戦争はないけれど、弱い人たちが守られず、社会福祉の制度から外されってしまう状況が広がっています。
「人間らしく、働き、暮らすことのできる政治を」とだれもが思うことですが、それと背中合わせに「平和であること」もしっかりと守り育てなければと改めて強く感じました。
12月8日、開戦記念日。軍歌を響かせながら、環状線を走りぬける右翼の車に違和感と怒りを覚えながら、パルコ前での「赤紙」配りに参加しました。
二度とこんな紙切れ1枚で人生を狂わせてしまうことのないように。政治を逆戻りさせないように。そんな思いを込めて「赤紙」を配りました。
09年12月13日付「豊平区新聞」より