1月24日、豊平区月寒公民館体育館で開かれた「2010年豊平区新春のつどい」には195人の後援会員・支持者が集い、今年7月の参議院選挙で大門みきし参議院議員をはじめとする5人の比例区候補と、はたやま和也北海道選挙区候補の勝利、来年4月の一斉地方選挙で池田ゆみ市議候補の勝利を誓い合いました。
つどいは会場で入党者を迎えるなど、参院選勝利をめざすにふさわしく意気高いものとなりました。
また、はたやま参院選挙区候補、池田ゆみ札幌市議候補のほかに、日本共産党第25回大会で選出されはばかりの紙智子党中央員会常任幹部会委員・参議院議員もかけつけました。
はたやま候補は、全道各地で共産党への期待が広まっていること、こじ開けても当選しますと力強く決意し、池田ゆみ候補は、「桑原一さんや生駒正尚さんが築いてきた議席をなんとしてもとり返すためにがんばりましょう」と参加者に訴えました。
紙智子参議院議員は、25回党大会にJA全国中央会(全中)から初めて来賓として来て、共産党とめざすものは一緒、と述べたことや、経済同友会終身幹事の品川正治さんが、「反共主義はなくなってきている」との話など、党躍進の条件は新しく広がっていることを報告しました。また、沖縄出身の赤嶺議員が、沖縄の人たちの心の叫び「普天間基地撤去」を迫った国会質問の状況を話し、鳩山内閣の混迷ぶりを指摘しました。そして、「しんぶん赤旗」日刊紙を紹介しながらその役割を述べ、日曜版ともども購読と普及、共産党への入党を訴え、激動の今を共に歩むことを呼びかけました。
つどいでは、筝者の米村亜倭さんの琴の調べから始まり、各後援会の歌声や、踊りが披露されました。また、プロの舞踊家・藤扇千女さんの「人生勝負」や、月寒を拠点に、最近は国際的な活動も広げつつある「新芸能集団『乱拍子』」の勇壮な獅子舞の友情出演で会場は熱気に包まれました。
さらに、各単位後援会の、赤飯、おでん、ビール、おつまみなどの食べ物や手作り作品の出店、後援会ニュースの展示、お楽しみ抽選会などもあり、会場のあちこちに和やかな交流風景も見られました。
つどい終了後、数人に感想を聞きました。
月寒西地域から集いに参加していたSさん(52歳女性)、Hさん(51歳女性)さんは、政治を変えようの話に共感し入党を決意、紙さん、池田さんの席へ来て入党申込書に書き込みました。「家賃も高いので二人で共同生活をしています」と話し。Sさんは「アメリカから帰国しましたが、探しても仕事が見つかりません、共産党のホームページで情報を得ていましたが、池田ゆみさんと出会い、生活福祉資金を借りることができました。紙さんの前で入党できて感激です」と共に入党の喜びを語りました。
はつらつと「集い」の司会を務めたIさん(22歳女性)とT君(23歳男性)は「いやー! 楽しかった。みんなが持っているものを出し合うって、素敵だなー。司会やって、若者が少ないなーと思った。若者の中にどんどん切り込まなくっちゃ!!」と抱負を語ります。
福住地域からあでやかな着物姿で参加したDさんは「紙さんのお話に感動しました。普天間問題は知っていましたが身近な問題になりました。最近日刊紙を購読したばかりですが、帰って改めて読んでみます。来年の集いには、みんなに教えてフラダンスで参加したい」とにっこり笑いました。
美園の地域から来たTさん(33歳男性)は、去年仕事で困っていたとき本州の親に「共産党を探して相談にのってもらったら」といわれ、探して聞いてもらい解決した。昨年入党したばかり。集いには初めて参加した。難しい話ばかりかなと思っていたが、いろいろな催しもあって楽しかった、と感想を述べました。
1月26日、地下鉄月寒中央駅でハイチ地震被害への支援とニューヨークNPT再検討会議への派遣の募金を訴え、「核兵器廃絶」の署名に取り組みました。
降りしきる雪の中、新婦人の会員ら5人が参加し手作り横断幕を持ち、元気に行動しました。
母子家庭のお母さんが「子どもにとって平和は大切」と言って署名しカンパに協力してくれたり、「雪の中ご苦労さま」と声をかけ署名をしてくれる姿が見られ、寒い中の宣伝行動でしたが、心温まる行動でした。
1月26日、豊平区生活と健康を守る会は、南区の駒岡保養所で新年会を行い、会員ら17人が参加しました。
お風呂に入り、食事をしながら、ゆっくりと交流を深め合い、「今年も元気にがんばろう」と話し合いました。
新年会の後半には福祉後援会に切り替え「7月の参議院選挙の勝利と来年の地方選勝利のためにがんばろう」と決意を固め合いました。
10年01月31日付「豊平区新聞」より