23日、月寒公民館で、大門みきし参議院議員、はたやま和也参院選挙区予定候補、池田ゆみ市議予定候補をむかえ演説会が開催されました。
大門みきし議員は、最近の国会情勢について以下のように語りました。
民主党政権は自公政権末期と同じ状況にある。アメリカいいなりで「普天間基地は撤去」と言えず、労働者派遣法でも「経団連がギリギリ飲んでくれた案」だからと抜本改正ができず、先は全く見えない。選挙後には大連立とも言われている。しかし、共通する政策は、憲法改悪と消費税増税。多くの国民の声は平和憲法を守れ、消費税反対である。この立場に立つのは日本共産党だけ、今度の選挙で共産党の躍進をと訴えました。
はたやま和也予定候補は、①安心して暮らせる老後を、②日本に基地はいらない、平和な日本を、③農林水産業の保護・振興をと訴えました。池田ゆみ市議予定候補は、若者ですら将来に希望がもてなくなってきている中で、市民を守る市議として活躍したいと訴えました。
5月26日、月寒地域の共産党くりの実後援会といちなな後援会が、地下鉄月寒中央駅にて朝宣伝を行いました。
地域から後援会員ら5人が集まり、6月10日の共産党演説会のチラシを配りながら演説会への参加を呼びかけました。
月寒地域の真田紀子さんと池田ゆみ市議予定候補がハンドマイクで、障害者との合意を裏切る民主の自立支援法延命や労働者派遣法抜本改正についてなどに触れながら「財界大企業やアメリカに国民の立場でしっかりものが言える共産党の議席を」と共産党への支援を呼びかけました。
チラシを受け取り会釈をしてくれるなどの姿が見られました。
5月22日、恒例の国民平和大行進札幌平和行進が行われました。豊平区からは南郷通りを通って駅前通りから中島公園に至る幹線コースに20名あまりが参加しました。
新婦人のメンバーは平和の願いを書いた風船を持ち行進に参加しました。
羊ヶ丘原水協からの参加者は、河岸公園での休憩の時間に、河原でバーベキューを行っているグループなどに普天間基地撤去の署名を訴えました。市街地の真ん中にある普天間基地は危険きわまりないと署名に応じてくれる青年もおり、短時間でしたが36筆の署名が集まりました。当日はさわやかな晴天に恵まれ気持ちの良い行進ができました。
大門みきし議員の講演から、各党派の状況をかいつまんでみました。
自民党は、今までは政権党ということで結束していたが、野党になって有力者があいついで離党、崩壊寸前。野党として質問しなければならない立場になったが、何を質問していいかわからず時間をもてあましている。しんぶん赤旗を読んで質問をと、自民党に読者が増えているという話でした。テレビにもしばしば出演し、強気の発言で有名なY氏も読者になったとか。
社民党は普天間をめぐってどうするのか、その態度が問われている。 保守的無党派層がみんなの党に流れていると言われるが、この党は小泉構造改革を徹底すべきと言う立場、しかも薄っぺらで理論もなにもない。その他の新党も、ねらいは「民主党は過半数を取れない、どこかと組むことになる。その時のキャスティングボードを握ろう」と考えている。公明党も含め大連立の構想もこの延長上にある。政党の思惑で離合集散。あげくのはてに、改憲、消費税引き上げと国民の願に反する政治を進められてはたまりません。
10年05月30日付「豊平区新聞」より