北海道選挙区で奮闘した大門みきし参議院議員、畠山和也氏、比例区の岡ちはる氏の3人は12日、札幌駅南口で、道民の要求実現へ、引き続き全力で訴えます」と訴えました。
岡氏は「消費税増税やめての怒りが、民主党過半数割れの結果となった」と参院選を振り返り、「共産党は、新しい国会で、消費税増税反対などの道民の声をつなげながら、一歩一歩実現していきます。道民の暮らし、営業を守っていく決意です」と述べました。
畠山氏は「引き続き、国民の声が政治を動かしています。選挙中、日本共産党が対話したところでは、消費税増税が大企業減税のためということに、多くの共感が広がった」と強調しました。
「自民も民主も10%増税と言い、みんなの党も法人税減税を言っていて、遅かれ早かれ増税という政治状況になっています」と力説。「共産党は、大企業一人勝ちの政治ではなく、家庭、暮らし、中小業者を温めて景気回復・財政再建をと提案してきました。ご一緒に新しい日本、新しい北海道をつくっていこうではありませんか」と呼びかけました。
大門議員は最大の争点だった消費税増税について「共産党の論戦と奮闘で、世論を増税反対へ変えてきたが、選挙結果を受けて今後、自民、民主が野合して“消費税増税連立”や、憲法改悪の動きが一気に進められる危険がある」と指摘しこれからの運動が大事と強調しました。 演説中「頑張れよ」の声がかかり、じっと聞く支持者の女性の姿も見られました。
10年07月18日付「豊平区新聞」より