体調を崩し契約更新せず退職したIさん。会社から「失業手当がすぐでる」と言われたのに、ハローワークでは3ヵ月後になると言われ愕然としたそうです。
「失業保険をもらいながら、少し体調を整えたい」のささやかな願いもかなわず、体調の悪さを押して仕事探し。ようやくパートの仕事を見つけたのですが、給料が出るまでの間、生活できず相談に来たのです。同じ失業でも、知人のお子さんは、ヨーロッパの国で働いており、リストラされたと聞いて心配して電話したところ、「いい機会だから旅行しようと思っている」と話していたそうです。
この違いはなんでしょうか?働く人を支えない日本の政治に改めて怒りを感じます。人間らしく働くルールのあるなしで、こんなに違いが生まれるのです。
近づいてきた7月の参院選挙。
働く人たちの立場でしっかり頑張りぬく日本共産党の議席を大きく伸ばし、働く人たちを守る政治へと一緒に前に進めましょう。
10年05月23日付「豊平区新聞」より