6月1日から市営住宅の空き家募集が始まっています。
「市営住宅に入りたいが、なかなか当たらない」「車椅子の生活になって9年。身障者用の市営住宅に入りたいが当たらない」などの相談が増えてきています。
人気のある団地(エレベーター付き)の倍率は277倍。倍率の低い住宅(エレベーターなし)の倍率は2.3倍(09年)。宝くじのような抽選です。
年金暮らしになったり、賃金が減らされたり、失業したりと大変さが広がる中、安心して住める住宅を求めていくのは住民のささやかな願いです。
安心して暮らせる市営住宅の増設、改築などが求められています。
あわせて住むところをきちんと守っていける賃金の保証、雇用の安定が必要と痛切に感じます。
このささやかな願いがかなうように7月の参院選挙で力合わせて政治を前に進めましょう。
10年06月06日付「豊平区新聞」より