連休明け、生活保護の申請に同行しました。
暑い中、座る場所も無いほどの込み様です。
たまたま隣に座った女性と「暑いですね」と話しになりました。高齢のおばさんのことで相談に来たその方は「こんなにたくさんの方が相談にくるんですね」とびっくりしていたようです。
「仕事があって生活できたら、年金だけでちゃんと生活できたら誰も受けたくないのでしょね」と私が言うと、その女性が「私思うんですよ。政治が悪くしたって。」「昔はみんな正社員だった。今みたいに、派遣なんてなかったもの」「簡単にやめさせたり出来るように法律を変えたのがまちがっていたんですよ」と。「本当にそうですよね」と意気投合。
「みんなちゃんと政治をみている」と嬉しくなりました。
いつも、ピリピリして順番待ちをする保護課ですが、その日は、明るい気持ちで待ち時間を過ごせました。
10年07月25日付「豊平区新聞」より