札幌市議会議員選挙告示まで残すところ1ヵ月となりました。2月26日は西岡南で、27日は月寒で、それぞれの地域の日本共産党後援会による「つどい」が開催され、地域の要求や、来るべき市会議員選挙での議席獲得に向けて話が交わされました。
西岡南地域では、この地域の歴史と将来について話が出され、いろんな店が出来たりつぶれたりと、町の歴史が語られるとともに、住み続けられる町にしていくことが大切だとなりました。
高齢化社会を迎え、やはり介護の問題が大きいと、実際に介護に携わった参加者からの切実な話も出されました。地域の共産党としては、もっとその地域の要求を掘り下げて取り上げていくことが必要ではないかとの指摘も出されました。
「つどい」に参加した池田ゆみ市政相談室長(市議選予定候補)は、「地域の要求実現には、要求を市にあげ、さらには国政をも動かしていかなければならない。これはに市民の運動とこれを議会でねばり強く取り上げ実現をせまっていく日本共産党の議席が必要だ」と語りました。参加者からは、「今度の市会議員選挙では、なんとしても豊平区から議席を、池田ゆみの親友として支持を広げていきたい」との決意も出されました。
月寒地域の「つどい」では、来るべき市会議員選挙に向けて後援会としての取り組みが話し合われました。
後援会としては、独自の支持依頼カードも作成し、組をつくって支持を広げて行こうということとなりました。また、共産党の政策ビラについてもこの地域での配布を手伝っていくこととなりました。
「つどい」に参加した方からは、「池田ゆみさんを囲んで話ができたことは大変良かった、こんないい人を落とすわけにはいかない」との声が出され、後援会として今後の活動が期待されます。
2月24日午後、豊平区の女性後援会と福住、東月寒後援会は福住駅前で市議選をひかえた政策宣伝を行いました。おそろいの黄色いジャンパーを身につけ、政策ビラを配布すると共に、池田ゆみ市政相談室長が市政に臨む政策を訴えました。
池田ゆみ市政相談室長は、「子供の入院費無料化、子宮頸ガンワクチン接種無料化など多くの願いが、市民の運動と日本共産党の議会での活動が結びついて実現した」と語り、「みなさんの要求をねばり強く議会で取り上げ他の会派も動かして実現する日本共産党、議会でしっかりものが言える日本共産党の議席を、ぜひ豊平区からも実現を」と訴えました。
買い物帰りの親子連れや、サラリーマンなどがビラを受け取り読んでいました。「私は札幌には住んでいないが、うちの地域でも共産党は頑張っている、支持しているから。」と励ましてくれる方もおりました。
2月27日、豊平区民センターで月寒公園再整備計画第3回シンポジウムが開催され、最終計画案が示されました。これは12月5日付けの本紙で紹介したものとほぼ同様です。主な点は以下のとおり。
これで再整備計画がまとまり、H23年度から実施設計、造成工事が開始されます。工事期間は24年から28年の5年間で、まず高台方面から工事に着手し、順次坂下方面に移っていく予定です。工事期間中も公園は使えるということです。
シンポジウムの一般参加者は60名程度で、その8割は高齢者でした。質疑応答では、パークライフセンターに公園の説明や案内ができるパークレンジャーを常駐させること、月寒公園の場所がわかりにくいのでわかるようなシンボルを、多目的広場の使い道をどうするのかなどの質問が出ました。
パークレンジャーに相当するものは常駐させる、シンボルは工夫する、多目的広場は自由に使えるようあえて何も施設は設けないとの回答でした。
今後の課題は、パークライフセンターの中身と運営をどうしていくか、にあるようです。月寒公園の利用形態としては、その過半数が高齢者の散歩となっています。休憩のできるパークライフセンターは高齢者にとって不可欠。また冬期にスキーや公園歩きをする場合も必要です。散歩やランニングをする人にとっては、早朝や夜間にパークライフセンターを利用したいという声も出るでしょう。さらに、自然観察会や句会などに利用するにはどんな教室が望ましいかなど。
この中身と運営についてはさらに住民の方々の意見を聞いて整備を進めていく必要があるようです。
11年03月06日付「豊平区新聞」より