菅首相は施政方針演説の中で「国民生活の安心を高める。そのためには、国民に負担をお願いすることは避けられない」と言いました。
この言葉を聞いて十数年前に小泉元首相が言った「改革には痛みが伴なう。国民のみなさんにも痛みを分かち合ってもらいたい」の言葉を思い出しました。
「痛み」と「負担」の言葉の違いはあっても、菅首相の言葉には独自性のかけらも感じられません。「自民党政治とうりふたつ」と言われても否定できない政治です。
自民党政権と変わらず、財界大企業、大金持ち優遇、アメリカ言いなり路線の限界が見えてきているのではないでしょうか。
切実な庶民の声、庶民の立場にたってものを言う議席が増えてこそ政治が変わります。
4月の選挙でいつも変わらず、住民の立場でものを言う共産党の議席を大きくのばし、一緒に政治を動かして行きましょう。
11年01月30日付「豊平区新聞」より