5月5日、おりしもこどもの日に、最後に残った泊原発3号機が運転を停止し、日本のすべての原発が停止しました。豊平区委員会では、原発再稼働許すなと、連休最終日、札幌ドーム観戦でにぎわう福住駅前で宣伝を行いました。
池田ゆみ豊平区市政相談室長は、マイクから「最後に残った泊原発が停止しました。福島では多くの方々がまだ避難を強いられ、自宅にもどるメドさえたっていません。この自然豊かな北海道を放射能で汚染させるわけにはいきません。原発のない北海道を子ども達の未来のために実現しましょう。原発から自然エネルギーへ、北海道のエネルギー政策を転換させましょう」と訴えました。
この宣伝には27名が参加し、日ハム戦に向かう人々に、のぼりやプラカードを示して、原発のない北海道を訴えるとともに、チラシを配布し署名を呼びかけました。
用意した200枚のチラシ、パンフレットは15分ほどでなくなり、子ども連れのお母さんが声をかけてくれるなど、普段とは異なる反応がありました。
4月26日、月寒公民館で月寒栗の実後援会と新婦人カトレア班内後援会の共催による「つどい」を開催しました。今回は、今のメディアの現状について、志位日本共産党委員長の「日本の巨大メディアを考える」のパンフを中心に行いました。
はじめに新婦人作製の紙芝居を見ました。消費税が導入されて以来、社会保障が大きく後退している実態や、それどころか法人税の穴埋めにまわっていること、議員削減が声高に叫ばれているが、日本の国会議員数は世界的に見ても少ないこと、また、小選挙区制がいかに民意を反映していないかなどが、グラフを使ってわかりやすく説明されました。
その後、志位さんのパンフを使って、「その実態がなぜ国民に知らされていないのか」を話し合いました。「年金が年々少なくなって生活が苦しい」「医療費がすごくかかって困る」「テレビでは芸能人の話題など、どの局も同じ」など、参加者から日頃の思いが語られました。教育現場からは、高校の卒業式で、PTA会長が教育勅語を礼賛したり、PTA広報誌でも同様の意見が掲載されるなど、教育界の右傾化を警戒する発言がありました。
「消費税があがれば困るけど、上の人にはこの声は届くだろうか?」との疑問に、池田ゆみさんから、「大手新聞があれだけ消費税増税をあおっているのに、世論調査では、60%近くが増税反対なんです。それは私たちの運動の反映でもあります。これからも頑張って運動をひろげて行きましょう」と力強い発言がありました。
参加者にはパンフレットを購入してもらい、救援ボランティア派遣カンパも寄せられました。
その後、月寒中央駅前で、他の地域の後援会の方々も加わり、宣伝行動を行いました。チラシの受け取りも良く、短時間の宣伝にもかかわらず、「原発のない北海道を」の署名も10筆集まりました。
北海道から東京まで2012年国民平和大行進が6日、礼文島を出発しました。
平和行進は5月19日(土)に札幌入りします。白石の南郷通りを中央区の中島公園に向けて行進します。
これに合わせ豊平区では実行委員会をつくり、次のとおり平和行進を行います。終着点のやまびこ公園で礼文島からの行進を迎えます。
体力のある方は、引き続き中島公園まで行進に参加を。
今年も豊平区で平和行進を行います。気軽にご参加ください。足の不自由な方のために自家用車4台分を確保しています。自家用車で参加ご希望の方、乗りたい方は5月14日までに下記へ連絡ください。
2012年豊平区平和行進実行委員会
(事務局:新婦人豊平支部 TEL:841-1007)
憲法記念日の5月3日、かでる2・7ホールにて、北海道憲法会議、北海道革新懇、道労連などの主催による「憲法を語ろう!道民集会」が開催されました。
集会には400名が集まり、日本弁護士連合会憲法委員会事務局長の藤原弁護士による「危機に立つ憲法と民主主義」と題した記念講演に耳を傾けました(詳細は次号で)。また、「教育現場で今、何が起きているか」「白石孤独死事件から見えてくるもの」とする特別報告がなされました。
集会は「憲法を守り活かすために全力をつくそう」とアピールを採択しました。
第83回メーデー北海道集会は5月1日中島公園で開かれ5千人が集まりました。
集会は「STOP 泊」の人文字を作った後、原発ゼロ、消費税増税などの悪政を許さない運動での連帯を呼びかけました。
集会後、市内をデモ行進しました。
札幌では春の花は一度に咲き始めますが、本州ではスイセンは春一番に咲き、春の訪れを知らせてくれる花です。ラッパ状のものから八重咲きのものと種類もいろいろありますが、有毒植物で注意が必要です。若い葉をニラと間違えたとか、球根を小さなタマネギと間違え、食べて具合が悪くなり嘔吐したという話があります。また葉や花を切った時に出る汁がつくとヒフ炎を起こすこともあります。敏感な人はスイセンの香りをかいだだけでもかぶれることがあるそうです。
12年05月13日付「豊平区新聞」より