道憲法会議、道憲法改悪反対共同センターによる9月のデモ行進が19日夕方、大通で行われました。にわか雨のぐずついた天気にもかかわらず、各種団体のメンバーや、仕事を終わったサラリーマンなど200人が参加しました。
デモの出発に当たり、道憲法会議の斎藤事務局長は「集団的自衛権行使容認の閣議決定はされたが、まだ何も決まっていません。日本を戦争する国にさせない、そのためにあきらめることなく行動していくことが大切です。平和憲法を守ること、民主主義を守ることを私たちは忘れていない。そのことを伝え続けていきましょう」と挨拶しました。
道労連の黒澤議長は、「今、全国で、いろんな行動を一緒にやろうと若者に呼びかけると、反応が返ってくる。若者の参加が増えている。市民の共感が得られるよう、楽しくやっていきましょう。安倍首相は時間稼ぎをしていますが、11月には沖縄の知事選があります。その前に、札幌から安倍政権を追いつめる声をあげていきましょう」と訴えました。
デモ行進は大通りから自民党道本部前まで行われ、参加者は「守ろう憲法、解釈変えるな、総理を変えろ」などと唱和しながら、帰宅中のサラリーマンなどに憲法擁護を訴えました。道庁前の反原発集会に参加するという方の飛び入り参加もありました。
デモの参加者の多くが、引き続き道庁前の反原発集会に参加、道庁に向かって「高橋知事は泊原発の再稼働を許すな」と訴えました。
20、21日の両日、区委員会と地域の後援会は、今まで宣伝が行き届いていない地域を中心に、池田リーフの配布や宣伝など、政策宣伝に取り組みました。
20日午前中は北広島から宣伝カー持ち込みで応援が入り、西岡地域で宣伝を行いました。池田ゆみののぼりや「集団的自衛権NO」ののぼりを立て、国政、市政問題について訴えました。
マイクからは、集団的自衛権の行使容認反対を訴えると共に、消費税増税について「増税により、GDPは7.1%の大幅落ち込みとなりました。このままでは暮らしも経済もこわれてしまいます。民主、自民、公明の3党による談合で進められた消費税増税。来年10月には10%に引き上げられようとしています。消費税増税をやめさせましょう」と訴えました。
市政については、公契約条例、福祉灯油に自民、公明などの会派が反対したことを訴えると共に、池田ゆみについて、「地域の要望をまとめ、豊平区と交渉、交差点のミラー設置や、公園フェンスの改善、道路の補修など身近な要求を実現してきました」とその実績を紹介。また、「保育士として23年、子どもたちをはぐくんできました。待機児童解消のため保育所の増設をはかります。中学校卒業まで、子どもの医療費の無料化をはかります」と政策を紹介しました。
午後からは、地域の後援会が、泊原発の再稼働を許すな、北電の電気料金値上げはゆるされないなどと宣伝を展開しました。この日1日で、西岡地域の20箇所余りで宣伝を行い、日本共産党と池田ゆみの政策を行き渡らせました。
はすでに大半の地域で配布済みですが、まだリーフが入っていない地域にも配布しようと、20、21日の両日にわたって、述べ15人で2000枚のリーフを配布しました。
20日は西岡地域で1000枚を配布しました。午後は一時雨となりましたが、雨が止むのを待って配布。21日は美園地域と豊平地域であわせて1000枚を配布しました。両日とも、昼食の炊き出しがあり、豚汁、おにぎり、カレーライスとおいしい昼食をいただいて元気を養って、宣伝やリーフ配布に出かけました。
21日には美園地域で国保料引き下げの署名にも取り組みました。「国保料は下げて欲しいが、何を言っても下がることはない」とあきらめた人や、「下げて欲しいが、財政状況を考えると・・・」などと言う人もいましたが、初対面でも「ぜひ下げて欲しい」と署名に応じてくれる方もありました。概して、自営業者の方が積極的に署名に応じてくれました。
日本共産党札幌市議団は16日、22日から始まった定例市議会に向け、市政懇談会を開催しました。
懇談会には札幌地区労連、札幌ローカルユニオン結、新婦人北海道本部、札幌民主商工会などの団体の他、豊平区の池田ゆみをはじめとする、来年4月の札幌市議選予定候補も参加しました。
11日の豪雨では、「携帯を持っておらず、『朝のニュースで避難勧告が出たことを知った』という高齢者もいた。こうした方々への伝達に問題がある」との指摘がなされました。
民商からは、「市税事務所ができてから取り立てが厳しくなった。これまで支払いは遅れたことがないのに、1回遅れたら資産調査をすると言われた。経営が大変な実情への配慮がない」との指摘がなされました。
ローカルユニオンからは、「介護の職場は慢性的な人手不足なのに新しい人が入ってもすぐにやめてしまう。介護職員の処遇改善は切実な問題」との指摘がありました。
また、「来年の市長選なども見据えて、市政問題について全体像を明らかにしていくことが必要」などの発言がありました。
これらの発言を受け、井上議員団長は、「出された意見や要望を生かすよう議会に臨む」と述べました。
道端や空き地など、どこにでも見られるシソ科の草です。種で増え、毎年同じ所に生えてきます。
シソのように草全体に強い香りがしますが、シソと違っていやな香りです。淡い紫色の花を一方の側に向けて密に咲かせます。この様子が、ちょうど薙刀を連想させることからナギナタコウジュと名付けられました。コウジュとは中国の薬草の名に由来します。
茎葉と花を陰干しにしたものは利尿薬などとして漢方に用いられるということですが、この香りを嗅ぐと服用する気にはなれません。地区委員会の駐車場の脇にも生えてます。
14年09月28日付「豊平区新聞」より