日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 信条と素顔を知っていただきたい 「はぐくみレポート」

池田ゆみの活動報告とエッセイ

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はぐくみレポート

憲法の立場で制度の実施を

電話の向こうで声を詰まらせながら「僕が悪いと言うことはよくわかってますが…」。生活保護の様々な手続きの中で、乱暴な言葉を投げつけられ、心が折れそうになった方の声です。

生活保護の申請や相談を受ける中、人権を無視されるような言葉に傷つく姿をたくさん見てきました。言葉の意味を調べると「保護」は、危険・破壊・困難が及ばないようにかばい守る事。「守ってやってる」のイメージを持ちます。「支援」は困難な状況にある人を助けること。「同じ土俵の上で手を差し伸べる」イメージでこの言葉の方が私は好きです。

生活保護法の改正(改悪)で扶養義務のとらえ方や就労支援の内容などますます受けにくく、また人権無視の指導の強まりが心配されます。憲法の立場で制度の実施を求めて行く大切さをひしひしと感じます。さらに生活を脅かす消費税増税や雇用破壊を進める政治も許せません。

私たちの国の最低生活ラインを引き上げる声を様々な立場でご一緒にあげて行きましょう。

14年04月06日付「豊平区新聞」より