訪問すると、介護のことがよく話題にのぼります。介護の経験やこれからの自分の老後のことなど話しはつきません。
依然として待機者が減らない特養老人ホーム。4月の広報さっぽろに載っていた札幌市のお金の使い道に市民ホール、北1西1地域の開発に160億、特養ホームの建設には5.5億円。「私らの願いに沿ってないよね」の声が聞かれます。
日曜版読者のSさんは昨年夫さんをなくして一人暮らし。介護サービスも使っていますが、80才を越えて腰や足も痛いのに庭の木の手入れや仏壇の花の手入れなど、こまめによく動いて生活しています。
先日、しんぶん赤旗の集金で訪ねたら、温泉に行ってきた話しをしてたので「たまには息抜きも必要だよ」というと「いや〜、息抜きじゃなぐてもう息引き取りたいよ」と笑っていました。すぐにそんな言葉を返せる頭の回転の速さにビックリ。まだまだ元気。
人生の大先輩のみなさん! こんな弱いものいじめの政治に長生きして抗議の声をあげましょう。
14年05月04日付「豊平区新聞」より