各紙で報道されていました「残業代ゼロ」の産業競争力会議が出した提案をご覧になりましたか?
この会議の議長は安倍晋三首相です。「ブラック企業」が問題になっていますが、この提案では、仕事の成果で賃金が決められたり、残業代はゼロに。最初は1千万以上の年収の人を対象にとありますが、いづれは一般社員に広げることも検討するというのです。大企業の利益をあげるために「働く人たちの賃金をいかに抑えるか」がねらいのようです。「生涯派遣」の労働者派遣法の改悪と合わせて人間らしく働くルールに逆行し日本中がブラック企業になって行く内容です。第一次安倍内閣で提案され、大きな反対で断念させたものと同じです。
対話の中で「安倍さんは私らの生活のことなんて何もかんがえてないよ」の声がよく聞かれます。
企業の儲けを守り、企業から献金をもらっている政治家と政党に政治を任せられません。今度も私たちの声で断念させるように力をあわせましょう。
14年04月27日付「豊平区新聞」より