忙しい中ですが、仕事の隙間をつくって「筝(こと・琴)」の演奏会に行ってきました。
いつも新春のつどいで「箏」の演奏をしてくださる米村亜倭さんと邦楽座のみなさんの演奏会です。賛助出演の宮田耕八朗さんの尺八と箏の重奏も素晴らしく、尺八と箏がこんなに合うものなのかと驚きでした。
「尺八」と「箏」といえば、日本古来の楽器として知ってはいますが、音楽としては少し縁遠いイメージがあります。しかし、音色で川の流れ、山登り、祭りの賑やかさなどを見事に表現され、聞きながらもその情景が目に浮かぶようでした。
米村さんの丁寧で優しい人柄も演奏から伝わり、疲れていた気持ちに元気をもらいました。音楽は心を元気にしてくれます。文化に触れる機会は大切です。
憲法25条「健康で文化的な生活の保障」からどんどん遠ざかる日本の社会。「これでいいのか!」と改めて思います。
憲法を蔑(ないがし)ろにする安倍政権は一日も早く辞めさせましょう。
14年07月27日付「豊平区新聞」より