7月1日、土曜日の暑い中、保育園の運動会が行われました。
親子競技では笑顔がこぼれ、見ていて心温まる光景でした。1位でも最後でも親子で楽しかったことが心に残って行くことと思います。
そして年長さんは、最後の運動会。みんな張り切り、がんばってきた成果を見せてくれていました。
一人のがんばり、力合わせのがんばり−−子どもたち一人ひとりに達成感と誇らしさを感じました。
どの子も昨年より確実に成長した姿を見せて、大人はその成長を感じ子どもと一緒に喜びあえた運動会でした。
私にとっても最後の運動会。来年はもう自分はここにはいないんだな・・・。そう思うと寂しい思いもありましたが、この楽しい運動会がずっと続いて欲しいと心から願いました。
今、札幌市議会では「子どもの権利条例」について話されており、「条例素案」が9月の定例市議会に提案される予定になっています。
先日、最終答申書について学習する場に参加しました。子どもを大切にするということは、人間を大切にする事。子どもの権利を守っていくためには、大人の人権も保障されていくことが必要です。答申書の内容は、子どもの権利についてと権利を保障していくための大人(保護者・施設職員など)への支援なども含まれていてとても良い内容です。
保育士として最後の運動会を終え、親子で楽しく育ちあえる、仲間と元気に育ちあえる−−そのことが守られるように、「子どもの権利条例」制定に向けて、憲法改悪・教育基本法改悪反対の運動と合わせてみなさんと一緒にがんばります。
06年07月09日付「豊平区新聞」より