10月10日月寒公民館で行われた豊平区社保協の「大増税!怒りの学習会」に参加しました。
講師の東部民商の平田康人さんがわかりやすくお話してくれましたが、数字が大の苦手の私にとって高校の授業を受けているような、なつかしい気分になりました。難しい、奥の深い話でした。
所得の大小、税金を払う能力に応じて税金を納める「応能負担の原則の重要性」を学び、税の公平さについてあらためて考えさせられるお話でした。
所得の多い人、少ない人と差があっても税率を一律にしていく方向に進んでいる日本の政治に、「怒りの学習会」の名の通り怒りがわいてきました。
また、公平ということがどういうことなのかしっかり考えなければならない。政府の言う公平という内容に騙されてはいけない。知っているような気になっていた自分が本当はわかっていなかったんだな・・・。と改めて反省。
生活費に食い込んでいるいまの税のあり方を変えていくためにもしっかりと学ぶこと、そしてそれを力に大きな運動をつくっていく大切さを感じました。
私も、9月で保育園を退職したましたが、10月の初めには、今後納めるべき道・市民税の納付書が届きました。その早さにびっくりです。
6月に納税通知書をもらって驚かれ、怒りを感じた方々の思いが初めてわかった気がしました。
これ以上の税制の改悪と消費税の増税は許されません。主権者である私たちの運動で悪政にストップをかけましょう。
06年10月22日付「豊平区新聞」より